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代表が辞任の意向2009/05/11

ゴールデンウィーク明け、
最初の更新は、5/9の民主党大学のことについてと思っていましたが、
今日、小沢代表の辞任表明という
ビッグニュースが飛び込んでしまい、
書かないわけにはいかないかなと思います。

この問題について記述するのは、
ひじょうにナーバスな問題です。
今日は、一側面だけを捉えてということになろうかと思います。

今日の辞任表明について、率直な感想は、
「ファインプレー」だと思います。

7月に都議選、その前後で衆院選という状況では、
辞任表明するギリギリのリミットだったと思います。
マニフェストなどの印刷やプレス発表の後では困りますから。

また、
小沢ファンにとっては「潔い退陣」、
アンチ小沢派にとっては「ようやく決断」、
と、どちらにとってもプラス材料です。
さすがに選挙の専門家だと思いました。

本来の政治献金のあり方について、
本質の議論がなされないことに対しては不満もあります。
しかし、それでも
現行法において秘書が逮捕されたという事実については、
重く受け止めなければいけません。
「秘書がやったことだ」という逃げは、マスコミの餌食になります。

政府の過剰捜査という思いもありますが、
それが時の政権の権力なんです。
織り込み済みで対策をとっていないといけないんでしょう。
「自民党もやっていることだから」
という理屈は、通用しないですし、
民主党にとっては、
自民党との差別化を考えると、
この問題を引きずることはマイナスです。

私のような、力の無い地方議員が提唱することでもないのかもしれませんが、
・企業献金の禁止(政党支部に対しても)
・個人献金の税控除拡大
・資金管理団体や政党支部のあり方の見直し

一般の国民にとって、
これらは、意味不明かもしれませんが、
自民党との差別化をはかる意味では、
これらの改革が今求められていると思います。

これらについては今後の課題として、
先述の通り、一側面だけをとらえれば、
小沢代表には申し訳ないですが、
良い決断をされたと思います。
民主党としては、
この材料をきちんと活用するべく取り組まなければなりません。
憂いなく戦える環境が整ったのかもしれません。

23:42 2009/05/11