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被災地の親族に会ってきました(4)2011/04/08

荷物を降ろしてひと段落してから、
妻の同級生が役所に勤務しているので、
災害対策本部に向かいました。
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広報課にいたということで、
毎日、避難所情報などを記載したニュースを発行し、
避難所に配布する仕事をしています。
そのニュースを読ませていただき、栄養ドリンクを差し入れしてきました。

市長にも栄養ドリンクを渡そうと持参しておりましたら、
ちょうど、戸羽市長にもお会いできました。
義父が親の代からの知り合いなので、
東京から持って行った高級な栄養ドリンクを差し入れしてきました。

その後、義父に連れられ、
津波の被害を受けた中心街、高田地域を視察してきました。

お正月に訪れたとき買い物に行った、
スーパーや洋服店、ドラッグストアなど、
全て更地にガレキの山となっています。
散歩に行った、日本百景の「高田松原」の砂浜は、
松の木1本しか残っていません。
根こそぎ流され、3km先の河川敷にも散乱しています。

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鉄骨が海から内陸に向かって根元から曲がっています。
ものすごい力です。

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沿岸から高田高校が見えます。
そこまでの建物が全てなぎ倒されています。

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躯体が残った沿岸の市営団地を見ると、
4階まで水没、5階まで浸水しています。

以前の町並みの面影は全くなく、
義父は「爆弾を落とされた戦後の焼け野原」と表現していました。

 14:39 2011/04/08

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