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年末にあたり2011/12/31

今年も一年間、多くの方にたいへんお世話になりました。

3月に東日本大震災が発生し、
妻の実家の陸前高田市には何度も訪問し、
状況も見て対応してきましたが、
来年は具体的な復興支援に協力することになりそうです。

また、4月には統一地方選挙がございまして、
私もなんとか3期目の当選をすることができました。
民主党大逆風の中、厳しい選挙でしたが、
皆様のご支援に支えられ活動することができました。

当選後は、区政では防災課題、放射能対策などを中心に、
私がこれまでも取り組んできた、
行政改革、教育改革、子育て支援などを議会で訴えて参りました。

しかし、国政の方では、
民主党政権は本当に厳しい場面に直面していると思います。

東日本大震災への対応については、
100点満点の対応ではなかったと思いますが、
マスコミが言うほどダメな対応でもなかったかと思います。
政治も行政もできる限り努力されてきたことと思います。
むしろ今後の復興支援の方が重要でしょう。
批判だけして利権を得る勢力は相手にしないで、
ご自身の目で見極めていただきたいです。

それよりも民主党で問題なのは、政策の転換です。
マニフェストを今すぐ全てやるのは無理だとしても、
教育や医療の分野ではかなり前進してきました。
しかし目玉としていた政策を、真逆にしてしまうことは問題です。
八場ダムなどは、「やらない」と言っていたことを180度変えてしまいました。
これはまさに省庁の言いなりと思われてしまいます。

最近の社会は「約束」を守らないことが多くなってきていると感じます。
個人的な考えになりますが、
私は「約束」に重い・軽いは基本的に無いと思っています。
できない約束はしない。
実行できるように努力する。
約束を守れなかったらきちんと説明し謝る。
約束を守れなければ信頼は失墜する。
当たり前だと思います。

身勝手な言い分で世話になった政党を
批判し飛び出すような人たちは論外ですが、
まともな意識のある政治家・行政官は、
今こそ信頼を回復するために、約束を果たすべきだと思います。
そうでなければ、民主党政権はもちろんのこと、
日本という国全体が傾いてしまいます。

しばしば書いていることですが、
この情報化社会で生きていくためには、
メディアリテラシーが必要です。
他人やメディアに騙されず、本質を見極めながら生活しなければなりません。
安易な方向に流されず、
自力で生きていくことができる人間になり、育てなければならないと
改めて感じます。
意識の高い国民が、一致団結して、
それぞれの幸せを追求できる。
そんな国・地域を目指していきたいと思います。

2012年は、私にとって大きな節目がいくつかくると、
すでに推測されています。
(少なくとも3つはあるのですが、まだ言えなくてすみません。)

年末に少し高尚な言いぶりになってしまいましたが、
言っていることは「約束は守る」など基本的なことです。
政治も行政も国民も、初心に帰って誠実な社会を構築できるよう、
私もその一助を担っていけたらと思います。

2012年も引き続きご意見ご指導をいただきますよう、
宜しくお願い申し上げます。

23:12 2011/12/31

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