長寿医療制度2008/05/12
後期高齢者医療制度が、
長寿医療制度に名前が変わるようですね。
名前よりも、制度の問題の方が大きいんですけどね。
たまたま、先ほど見たニュースで、
「長寿医療制度に移行して保険料が上がる人が多発している」
とやっていました。
もうこんなことは、
半年も前から分かっていたことで、
我々は、制度の廃止及び
実施するのであれば保険料負担を増やさないようにと、
たびたび、再三、要望して参りました。
メディアが今さら取り上げたところで、
完全に後の祭りなのですが、
やらないよりはよっぽど良いです。
政府の決めたこの新しい制度を
徹底的に調べて、
ガンガン追求して欲しいですね。
マイケルムーア監督の「シッコ」という映画はご覧になりましたか?
アメリカの医療保険制度がいかにひどいものか紹介しています。
行政は、これを利用して、
「アメリカのようにならないために、医療制度改革を」
と言っていますが、
「シッコ」に対比として出てくるのは、
カナダ、イギリス、フランスです。
この各国は、病院にかかる費用は完全に無料です。
こうした先進事例を無視して、
アメリカよりは良いという進め方はどうかと思います。
私の個人的な考えとしては、
民主党がかかげる年金制度同様、
健康保険も税による負担にすべきかと思っています。
いずれにせよ、
金の無い人は、病院に行くなという社会にはしたくありませんね。