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被災地の親族に会ってきました(2)2011/04/03

救援物資

現地の状況を書く前に、
要望されている救援物資について。
(明日以降、現地の状況を書きます。)

現地では、避難先にも格差があります。
大まかに言うと、
電気の通じる自宅>電気の通じない自宅>電気のある避難所>電気のない避難所

電気が来ない避難所がいまだにあるということが驚きですが、
こういったところで足りないものは、
ロウソクだそうです。
ただ、あと数日で通電すると思いますが。

それぞれ要望のレベルが違うので一概には言えませんが以下参考まで。

一般的に考えられている、
お米、毛布、飲用水などは、
ある程度、充足しているようです。
配給してくれる自衛隊にお願いすればもらえるレベルになっているようです。

・靴
最初に聞いて盲点だと思ったのは、「靴」です。
皆さん、1足履いて避難しただけなので替えがありません。
また、ガレキを捜索していると、
釘やガラスを踏んで、底に穴が開く(怪我をする)ことも多く、
丈夫で軽い運動靴を、デザインは何でもいいので、
サイズを豊富に欲しいようです。
私は親戚に頼まれて、30cmの靴を買って持って行きました。
衛生状態が悪いので、できれば新品か使用感の少ないものを。
その他、子育て仲間から集まった30足程度を運びました。
最近では、ツイッターで陸前高田市に靴を送る動きが広まってきていて、
感謝しております。

・自動車
向こうはもともと公共交通が少なく、
車が無いと買い物にも病院にも行けません。
沿岸の車は流されてしまい、移動手段がありません。
ガソリンが足りないとは言うものの、
車が無いと生活が成り立たないのです。
おそらく近いうちに、中古車市場は東北での需要が急増しますよ。
軽トラックや燃費の良い車が欲しいと思います。
私も知り合いから1台、格安で調達しました。

その他、妻の実家や友人から要望されたもの
・下着類、生理用品
・生鮮食品(肉、魚、野菜)
・ビール、酒、タバコ
・大きいサイズの服(5L、6Lなど)
・栄養ドリンク(市長に差し入れしました。)
・缶詰(サバ、シーチキン、コーンなど)
・ふりかけ

東京にいては気が付かないものがいろいろありました。
もし現地に救援に向かったり、物資を送るときは参考にしてください。

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完全に水没した市役所入り口にはバスが漂着していた

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臨時の災害対策本部
さまざまな自治体から自衛隊、警察、消防が応援に

17:55 2011/04/03

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