13日には地元の成人式に参列してまいりました。
蓮根地域センター管内は、志村六小の体育館で毎年実施しています。
今年の新成人の参加者は2,599人、55.3%だったそうです。
これは、他の自治体と比べるとかなり高い比率ではないかと思います。
板橋区では、荒れる成人式というのはほとんどありません。
志村六小の式典も厳粛に行われました。
(懇親会は当然、騒いでますけどね。)
今年も、白や赤の羽織をまとった男性も数人いましたけど、
式典ではおとなしくしていました。
私自身の成人式の時は、懇親会にアルコール類も出て、
もっと賑やかでしたが、荒れる成人式とは全然違います。
では、他の自治体と何が違うのか。
他の自治体の多くは、
市内(区内)の大きな会場に一か所に新成人を集めて開催をしており、
歌手やタレントを呼んで、プレゼントまで配って、
新成人を呼び集めています。
それでいて参加率は30%くらいではないでしょうか。
一方、板橋区では、
区内18の地域センターごとに開催し、
タレントも来ない、軽食程度の飲食で記念品も高価ではない。
でも参加率は50〜60%。
中学校単位で1〜2校分の人数と考えてもらえばよいかと思いますが、
志村六小で200人弱くらい集まったでしょうか。
みんな、ほとんど同窓会気分で参加しています。
運営の青健関係者は、近所のおじちゃんおばちゃんだったり、
地域によっては新成人が実行委員会を形成して運営しているところもあります。
子供の頃を懐かしみながら、
どんな風に大人に成長したか語ることができる。
数百万円かけてタレントを呼ぶよりも、
参加者としては懐かしい友達に会える方が楽しいのではないでしょうか。
毎年、成人式となると、
「荒れる成人式」とか、「市長が一喝」とか、「逮捕者が出た」とか、
何だか恒例になっていますが、
もっと知恵を出して運営すればいいのにといつも思います。
子供みたいな新成人はもちろん問題ですが、
行政主導で参加者ニーズに応えていない運営にも問題があるように感じます。
16:56 2014/01/14