秋葉原の事件2008/06/14
体調不良から復帰しました。
まだ若干お腹が痛いのですが。
さて、秋葉原の連続殺傷事件です。
私も高校・大学と、
秋葉原好きでしばしば遊びに行っていたので驚きました。
被害者の皆様には心からお悔やみ申し上げます。
ニュースでは、
ネットの責任、ゲームの責任、マンガの責任などなど、
責任転嫁の魔女狩りが続いていますが、
完全に的外れな感じが否めません。
「ダガーナイフは『ドラクエ』のアイテムだった」
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/151744/
http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/080612/crm0806121222010-n1.htm
なんて、まともなメディアの考察にしては稚拙過ぎますよ。
これを言い出したら、
事件直前の6/6には、金曜ロードショーで、
「風の谷のナウシカ」という名作を放映していましたが、
ユパ様はナイフの達人です。
巨神兵の無差別な破壊力は影響大です。
テレビ・映画等、メディアの影響の方が強いのではないでしょうか?
コメンテータが、
掲示板・ブログ・SNSなどの違いも分からず、
何でもかんでも
「インターネットとオタク文化が悪い」で済ませてしまう。
一昔前「新人類」という一言で理解なく切り捨てていた頃から、
成長が無いなぁとガッカリします。
加藤容疑者がひねくれた性格に育ち、
身勝手な考えを持ち、
無責任な行動をしたことは、
当然許されることではありませんが、
かなり個人の性質によるところが強いと思います。
ネット上では、
叩かれ、吊るされ、ブラクラ踏んで成長するものです。
逆に、誠実な書き込みには、
理解のあるレスもあるものです。
「電車男」が良い例です。
そもそも加藤容疑者がコミュニケーションができない人間に育った、
「教育」「社会」「環境」の方に
本来は目を向けるべきではないでしょうか?
また、直接的な動機については、
待遇の悪い派遣社員、格差社会、ルックス偏重の価値観など、
私はむしろ主要な原因はこちらにあると思います。
本質から目をそむけ、
原因を都合よく仕立て上げるような
「いつものパターン」には、
いい加減、もうウンザリです。
0:19 2008/06/14