総括質問で事件解明を求める2009/03/29
3月23日(月)の予算特別委員会にて、
総括質問を行ないました。
今、問題となっていることについて、
事実関係を確認するために質問しました。
この問題とは、
板橋区小豆沢2丁目の公園内にある違法建築物についてです。
昨年夏に、公園内に無許可でプレハブ小屋が建築されました。
この建物について、
「地域要望で建てたものだから
事後だけれども許認可を得ようと思っている」
という勢力があるということが分かりました。
(具体的に名指しはしませんけど。)
ところが、
やはり違法なので撤去せざるを得ない
という話になったとたんに、
「佐藤が撤去に向けて働きかけをした」
という評判を広められてしまいました。
これによって、具体的には、
私が人前で怒鳴られたり、
「撤去したら次の選挙は応援しない」と言われたり、
「これくらい目をつぶってくれ」と言われたり、
私の関係者に「佐藤は地元の言うことを聞かない議員だ」と広められたり、
さんざんな目に遭っています。
別に、私には撤去する権限も何も無いのに、
スケープゴート(生贄)にされてしまいました。
そこで以下、私の質問と、土木部長の答弁のダイジェストです。
Q:防災倉庫という貼り紙があるが、建物の性質は。
A:会議用の机や椅子が確認されており、防災倉庫ではないという認識。
Q:公園の占有許可や、建築確認などの手続きはされているのか。
A:何もされていない。
Q:事前も事後も、許認可を得ていないのであれば犯罪ではないか。
A:警察にも一部相談している。
区としては撤去されれば刑事事件までしなくても良いと思っている。
Q:撤去費用や損害賠償などの民事請求はどうするか。
A:建て主とされている方が撤去する旨を申し入れてきた。
自分達で撤去すれば請求しない予定。
<ポイント>
要するに、「許認可を得るから大丈夫だ」
と言っていた勢力は何も手続きをしていなかった。
この言葉を信じて大金を投入して
違法行為をしてしまった地域の方々は、
ある意味では被害者かもしれない。
ここがポイントです。
私も地域の人も、「許認可を得る」と言っていた人に
騙されていたんです。
しかし違法行為が発覚してしまったので
その責任を佐藤に負わせようという考えは、
理論のすり替えてであり、とんでもないことです。
地域住民をそそのかした首謀者をきちんと割り出して
社会的な責任を負うべきだと思います。
12:19 2009/03/29