民主党新代表2009/05/17

ご存知のとおり、鳩山由紀夫衆議院議員が、
民主党の代表に決定しました。

私としては、鳩山新代表も岡田克也新幹事長も、
どちらも人物的には優秀で、
甲乙付けがたい逸材だと思います。
どちらがなったとしても、
代表の責務をまっとうしていただけるものと思います。

ただ、
メディアで取り上げられている通り、
今回の代表選が内向きだったことは否めません。

メディアが形成した世論
「鳩山＝小沢の傀儡」
「岡田＝クリーン」
を、きちんと説得することも、覆すこともできず、
後味悪い印象という側面だけ報道されています。

これは、選挙戦略としてはもったいないと思います。
本来であれば、選挙をにらんで、
１～２週間、大々的に代表戦キャンペーンを行なって、
代表候補が全国行脚する。
そうすればメディアは毎日、民主党のニュースを流します。
民主党の一般党員や地方議員にも投票権を持たせて、
積極的に世論調査をして民主党への期待を探る。
そして、民主党の政策をこれでもかとＰＲしていく。
このような、メディアを活用することができる
大きなチャンスを逃したと思います。

そういう意味では、
前執行部が内向きだったと言われてもしかたがありません。

鳩山代表は、地方分権・地域主権を強く述べておられます。
党内の地方分権と情報公開から、
今の民主党を変えていく姿勢を見せていくことが必要かと思います。
鳩山代表・岡田幹事長体制には、期待をしております。

23:51 2009/05/17