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災害対応2011/03/18

18日には区内全域で、中学校の卒業式でした。
私も母校の志村第五中で祝辞を述べました。
これ以外の行事・イベント関係は、ほぼ全てといっていいほど中止になっています。

さて、この卒業式をはさんで、
17日と22日が予算委員会総括質問となりました。
私どもは、
行政には震災による緊急対応が多くあるので、
予算委員会は大幅に縮小し、文書質問と文書回答を中心にして、
議会も行政も時間拘束を極力減らすべきと主張してきました。
結果、3日間を2日間に削り、
我々を含め、行政に協力する会派は自主的に質問時間を短縮することになりました。

議論の中で、一部会派からは、
「板橋区は被災地ではないから予算の議論を深めるべき」との
意見もあったそうです。
区民がガソリンスタンドに行列を作ろうが、
ティッシュや電池が売り切れようが、
成増地域で停電がおきようが、
被災者が続々と避難してきているにもかかわらず、
板橋区は被災地ではないという認識に、驚くばかりです。
危機意識というか、想像力が欠けています。

私はすでに区に対し、
被災地から避難した人たちのための、
住居の準備を要請しています。
例えば、高島平等のUR団地、区立住宅、公社住宅など、
空き室があれば(実際にあります)区が借り上げて、
無償で貸し出すというものです。
板橋区で100世帯400人を受け入れれば、
23区で2,300世帯、10,000人、
東京都で20,000人、首都圏で50,000人を受け入れられます。

他の議員からも、
仮設住宅の建設や公共施設を開放するなどの提案がなされているようです。
すでに福島県から避難してきてホテル暮らしをしている人たちがいます。
区内で停電が発生したり、混乱が大きいのは分かりますが、
ぜひとも早急な決断と温かい対策を望みます。

22:40 2011/03/18

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