3日目 父の介護の経験から2015/04/21
選挙戦3日目でした。
今日は浮間舟渡駅の駅立ちから。
今朝も3候補が集まりましたが、一番乗りを果たしました。
また、ボランティアの皆さんが一緒に立って、
ご挨拶をしてくださいました。
遊説は、舟渡、坂下、東坂下から、 中山道を上っていく形で坂上方面まで。
志村坂上方面は民主党の空白地域でもありまして。
スーパーや集合住宅の周辺、
志村坂上の交差点付近など、街頭演説をいたしました。
夕方、高齢の方も話を聞いてくださいました。
私の父は約15年前に脳内出血で倒れまして、
現在は要介護5です。
母が中心となって介護をしております。
夜に会合などに出席していると、たまに母から電話があり、
「お父さんがベッドから落ちたから、すぐ帰ってきてー」と言われます。
自力で立ち上がれず、母一人でも起こせないので、
私が急いで帰って、車椅子に座らせたり、ベッドに乗せたり手伝います。
今は在宅で見ることができていますが、
特養ホームは少ないですし、有料ホームは高いです。
施設をたくさん作るに超したことはありませんが、
コストのことも考えると、 すぐにやるべきは在宅介護の負担軽減。
訪問介護だけでなく、訪問診療、看護など、
医療と介護の垣根を無くしていき、
保険制度の狭間で入り組んだ制度を、
利用者中心の分かく使いやすいものにすることです。
例えば、居宅介護中に病気やケガで入院した場合、
介護保険の適用からはずれて、医療保険の対象になります。
こうなると、介護保険でリースしていたベッドや車いすなどの資機材は、
いったん返却しなければいけません。
退院したら再度リースして設置します。
ではリフトのような固定している機材は?
答えは、
取り外すか、リース代の10割負担をすることになります。
何か月入院するか分からないのに、
その間、使わない物に10割負担の支払いをし続けることになるのです。
せっかく居宅介護の設備を揃えても、
撤去してしまえばもう家に帰れなくなってしまいます。
原則、居宅介護を目指すのが介護保険のはずなのに、おかしいですよね?
この話は、議会でも取り上げましたし、
長妻昭 元厚労大臣にもお伝えしました。
こうして、区から都や国へ、現場の声を届けています。
2015/04/21