前回選挙(2007年)の公約に対する成果
議会改革
政務調査費の見直し → 民主党会派だけが個人支給の方式を採用し透明性確保を実現。使途の公開を促進。
議員年金の見直し → 総務省が廃止に向け調整中。今年の通常国会で廃止が決定される予定。
行政改革
入札制度を効率的に → 工事では行政による価格調整の疑いが、物品購入では一部の業者に有利な条件で発注している疑いがあり、それぞれ問題点を追求。
板橋版総合評価制度を導入。金額だけでなく履行の適正化を。
住民参加の推進 → 各種審議会などの付属機関等において公募委員枠を拡大。
自治基本条例の作成にあたっては、区民参加型を提唱。
都市づくり
耐震診断と補強 → 木造だけでなく鉄筋鉄骨造にも補助拡大。これで昭和55年以前の建築物ならばほぼ全てが補助対象に。
景観保全を推進 → 景観条例案が策定される。今後さらに、景観団体取得に向けて、色彩や高さ制限などの検討がスタート。
区立施設の耐震化 → 計画よりも前倒しをして実施中。特に学校は、間もなく全校で着手済みとなる予定。
安全な街
パトロールの強化 → 安全安心パトロールを、夜間だけでなく昼間も実施へ拡大。さらに今年から車を増加。
渋滞解消と事故削減 → 開通した環状八号線など交通量の増加した道路において右折信号の設置を促進。
公共施設が改修などを行なう時には駐車場の拡大を。
教育改革
放課後の居場所作り → 放課後に全児童を対象とした「放課後子ども教室」を実施。さらに事業内容を拡大した「あいキッズ」を導入。今後は「あいキッズ」を全校で導入予定。
学力・体力・生活力の向上 → 振り返り学習ができる「フィードバック学習教材」の作成と活用。
小中連携教育の試験的導入。
学校の補助教員を臨時職員から非常勤化。長期の採用ができ多様な活用が可能に。
部活動の外部指導員の適正な活用。部費などの私費会計の適正化。
学校図書室に司書を派遣。今年から全校で実施予定。
子育て支援
保育環境の整備 → 幼稚園で夕方まで保育をする「預かり保育」を拡大。
幼保一元化の「認定こども園」の設立。
認可保育園、認証保育所ともに増園。
在宅子育て支援 → 児童館の防犯(窃盗と侵入)対策の強化。
すくすくカードの利用内容拡充と、案内パンフの改善。
児童虐待防止に向けて、オレンジリボンキャンペーン (11月)を開始。
平日に行っていた両親学級を、原則土日開催にしたことで、参加者が大幅に増加。
その他の主な成果
耐震問題の改善制度を実現
- 木造建築の耐震補強の助成制度創設
- 学校の耐震化を前倒しし、2011年までに全校着手
- 鉄筋鉄骨造の耐震診断助成を拡大
- 鉄筋鉄骨造の耐震補強の助成制度創設
不正を追求、行革の促進
- 談合疑惑、職員による不祥事、不法占拠など、誰もが及び腰になる課題を正々堂々と議論し、不正を改善。
- 職員の健康保全と、病気休暇・休職の支出削減。
- 指定管理者の労務状況等の検査実施。さらに、再委託先まで点検するよう提案中。
健康・児童福祉施策
- 基礎検診から特定検診へ制度が変わる際に、検査項目をできるだけ減らさずに、かつ受診率の向上を。
- ドナーカードの配布促進。
- 子宮頸がんワクチン、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンへの補助制度が開始。
その他、施設などの改善等
- 坂下の城北公園に、オシメ換え台の設置と、テーブル・ベンチの設置
- 公園に、踏みつけに強い雑草(イワダレソウ)を植栽し、地表の緑被を促進。
- 周囲の生活環境悪化を防止するため、ワンルームマンションの建設規制。
- 新河岸だけでなく、加賀や徳丸ヶ原などテニスコートの改修。
- スポーツ施設に、熱中症対策と収益事業と兼ねて飲料自動販売機の増設(新河岸テニスコートなど)。
- 文化会館の楽屋モニターを入れ替え。ロビーに大型モニターの設置と、カメラの改善を提案中。
安全安心まちづくり調査特別委員会委員長として
- 4年のうち2回、委員長を務める。1回目は、子どもの放課後の安全対策として、防犯マップの作成やパトロールの強化などを求める答申を作成。2回目は現在、在任中。高齢者・障がい者といった社会的弱者の安全・安心対策をテーマとして、日常の安否確認・見守りや、防犯対策、防災時の対応などについて取りまとめる。